全世界でCO2による地球温暖化・環境問題が大きく取り上げられ、日本も「エネルギー基本計画」（2014年４月閣議決定）で、「住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均で住宅の年間の一次エネルギー消費量が正味（ネット）でゼロとなる住宅 （以下、「ZEH」という）の実現を目指す」とする政策目標を設定しています。
「ZEHビルダー」とは
上記政策目標とその達成にむけたZEHロードマップに基づき、自社が受注する住宅のうちZEH（Nearly ZEHを含む）が占める割合を2025年度までに50％以上とする事業目標を掲げ、ZEH住宅の普及に努める事業者が「ZEHビルダー」として登録されます。
◆なぜ、ZEHが必要なのか？
今地球が抱えるたくさんの問題
今地球が抱えるたくさんの問題を解決するために、世界中の国々、もちろん日本政府もCO2削減目標を決めました。
日本のCO2削減の目標として挙げられたのが建築物、ビルや住宅です。
「これから建築する住宅をCO2排出量を限りなく０にするゼロエネルギー住宅（ZEH）にする」
それは、この地球環境を守り、次の世代の子供達により良い地球を残すために私たちができることなんです。
どうぞ今このページを見ていらっしゃるあなたも、未来の子供達のために、ゼロエネルギー住宅を建ててください。
私たち久世建設もその意義に賛同し、ZEHビルダーに名前を連ねています。
◆ZEH住宅について
ZEH住宅は、家を高性能化し、気密断熱性を高めできるだけ使うエネルギーを減らし、そして太陽光発電などでエネルギーを生み出し、日々使うエネルギーを限りなく０にする住宅です。
ZEH住宅には、地球環境にやさしいだけではない、たくさんのメリットがあります。
家の中が空調しているのにも関わらず、寒かったり暑かったりするのは家の気密性つまり隙間があることや、壁や屋根・天井・窓や床下の素材によって外の温度が室内に伝わってしまうことが原因。
気密で隙間を無くし断熱性の高い素材を使うことで、外気の影響を受けず、暑い夏も涼しく寒い冬も暖かい家が実現できるんです。
しかも、お家のどこにいても快適なんて、嬉しいですよね。
もう寒い冬にベットから出るのを躊躇する生活とはさようならです♪
しかも
「家の性能が大切な家族の命を守る」というと大袈裟と思われるかもしれませんが、本当なんですよ。実は驚くほどたくさんの方が、家の中で亡くなってるんです。
実は
■意外にも外よりも家の中が多い夏の熱中症
私も知らなかったんですけどね。なんと熱中症の61,4%が家の中で発生している？
驚きましたが、事実です。
近年の暑さはまさに災害レベル。エアコンはもう必需品なんです。
ただ、エアコンをつけていても、断熱性の低い家は空調効率が悪く室温が保てない。最近の電気代の高騰で、暑くても節約でエアコンをあまりつけないという人も増えているようです。それに伴ってエアコンを切って眠ることで、近年夜間熱中症が多くなっているそうです。
家にいて命の危険‥なんて、悲しいですよね。
■部屋間温度差で命を落とす冬のヒートショック
ヒートショックってご存知ですか？
年配の方に多いんですが、部屋間の温度差で血管の収縮などにより、心筋梗塞や脳梗塞、お風呂で意識を失うことで溺死などを引き起こすのがヒートショック。
その死者は年間で、なんと19,000人！交通事故の実に７倍という数字なんです。
お風呂やトイレでの高齢者の突然死‥。
悲しい事故を防ぐのが、家中快適な温度に保てるZEHの家なんですよ。
ZEHの家のメリットでお家の家計が楽になる♪なんて嬉しいですよね。
家が快適になるのは気密性・断熱性がいいから。
そしてそれによって空調効率がアップして、電気代が安くて済むんです。
さらに、太陽光発電で電気を創るから、創エネ効果・電気を買わなくていいのでその分支出が大幅に減ります！そして、そんなにたくさんではないにしても売電ができるのでさらにお得♡
電気代はいろんな影響でどんどんと値上がりが続いています。
これからも、上がっていくだろうという見通し。
高い電気を買わなくても、自分の家で電気は発電する。
電気は買う時代から、自家発電して時給・売る時代になったんですよ♪
◇費用面で言うと、もう一つ補助金や金利優遇というプラスがあります。
国はCO2削減のためにZEHの家を推奨していて、ZEHの家を建てる人に対して補助金を出してくれます。
そして、住宅ローンを組むときにも、ZEHの家なら金利を優遇してくれるんです。
そのプラスを考えれば、ZEH仕様にするための金額アップ分はそんなに大きなものではないんですよね。
補助金などについては、毎年内容が変わりますので、興味のある方はお問い合わせくださいね。
ややこしい補助金の申請なども、お任せください。
４つ目のメリットは騒音。
道路沿いの家は外を走る車の音、線路沿いの家も電車や踏切の音‥住んでみると気になる。
日々の音のストレスって、辛いものがあります。
従来の家は隙間が多く、外気の影響だけでなく外の音も家の中に入ってきました。
騒音を大きく軽減してくれるんです。
そして嬉しいのは、外の音だけでなく自分の家の中の音も外に漏れにくいということです。
赤ちゃんの夜泣き、子どもの騒ぐ声、ピアノなどの楽器の音。
近所に迷惑をかけていないかなど、気にしながら暮らすのはストレスですよね。
そんな音のストレスからも解放してくれるのが、高気密高断熱のZEHの家なんです。
地震などの災害の多い日本。
近年は地球温暖化の影響で台風も甚大化。
災害時の停電で避難所から自宅に戻れないということを経験した方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
電気が使えないと、お風呂も沸かせない、冷蔵庫の中のものがダメになる、携帯の充電もできず連絡がつかなくなる、特に太陽が沈んで暗くなると生活なんてできない‥いかに私たちの生活が電気に依存しているかを思い知らされます。
ZEHの家は、太陽光があるのである程度の電気が使えます。
ただ、普段通りの生活、太陽が沈んだ後も電気が使えるようにしようと思うと、蓄電池が必要なんです。今後電気自動車も普及していけば、災害時には電気自動車を蓄電池がわりに使えるんですよね。
災害時に真っ暗な中、電気がついていることは言葉で言い表せない安心です。
私たちの暮らす地球はこのままいくと「人が住めない星になる」。
これは大袈裟ではありません。
世界各国が地球温暖化のSTOPのためにCO2削減をするための目標を立てています。
もちろん、私たちの国 日本も例外ではありません。
日本は対策として建物・ビルや家でCO2の削減を目指しています。
高性能な家ZEHはゼロエネルギーハウスの略称。
一般住宅と比べると高性能な家は1年杉の木165本分のCO2削減の効果があります。
私たちの子供たちに、緑の美しい地球を残すためにも、ZEHの家を選んでいただきたいです。
家に対して国の定める基準が2030年から変わります。
2030年には新築の家の最低基準がZEH基準の省エネ住宅になる。
電化製品も新しいモデルが出ると旧モデルの価値は下がりやすくなりますよね。
それと同じことが家でも起こります。
例えば、将来家を売却するとき、標準がZEH仕様なのにその基準以下だと売却価格はZEHの家に比べて安くなります。
もちろん、快適性や経済性などいろんな要素で選ばれにくく買ってもらいにくくなる。
もしあなたが家を買う側でも、基準が低く住みにくい家は選びませんよね。
今までは「資産価値」についてはあまり言われていませんでしたが、国土交通省が発行したマンガ本「家選びの基準が変わります」の中にも、はっきりと資産価値について掲載されています。
＊国土交通省発行「待って！家選びの基準変わります」から引用
私たちは、2025年にはZEH普及目標を75％として、関わらせていただくお客様に快適で幸せな暮らしをしていただくために、ZEHの家をお勧めしていきたいと思います。
